まあぼの交差点

か行作者の作品

■■■ か行の作者の作品
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加納朋子   北村薫   北森鴻   京極夏彦   霧舎巧   邦光史郎   熊谷達也   倉知淳   黒田研二   近藤史恵   小峰元  

その他の作者の作品は→こちらからごらん下さい。

加納朋子

ささらさや(2001)  ⇒ 06/07/07の日記
 夫を事故でなくしたサヤが残された赤ん坊のユウスケとともにおばの遺産である佐々良の小さな家に住み始める。夫の言葉や彼女のまわりに集まってくるお婆さんたちの協力もあり,サヤはだんだん強くなっていく。

てるてるあした(2005)  ⇒ 06/07/09の日記
 雨宮照代という15歳の少女が,東京での高校進学もできず,「遠い親戚」である久代を頼って佐々良にやってきて,サヤやお婆さんたちの影響でだんだん変わっていく。

北村薫
     HP  北村亭(北村薫ファンサイト) ←「ファンサイト」ですが,活動は活発です。

ニッポン硬貨の謎(2005)  ⇒ 06/10/11の日記
 1977年に来日したクイーンが,そのときに起きた事件をもとに書いた未発表原稿を翻訳したもの,ということになっている。

北森鴻
     HP  北森鴻公式サイト 酔鴻思考

冥府神(アヌビス)の産声(1997)  ⇒ 07/06/22の日記
 臓器移植の推進派の最右翼である帝都大学医学部の吉井原義教授が夜の新宿中央公園で殺され,5年前に吉井研究室を追われた医療ライター相馬研一郎がその事件に巻き込まれていく。

狐罠(1997)  ⇒ 06/10/27の日記
 冬狐堂シリーズ1作目。旗師宇佐見陶子の過去,骨董業界ルール,贋作作り迫力など,このシリーズだけでなく,蓮丈那智シリーズの出発点ともいえる。

メビウス・レター(1998)  ⇒ 06/11/02の日記
 「手紙」を使って,「時間のズレ」と「人のズレ」を実に巧みに演出している。

闇色のソプラノ(1998)  ⇒ 05/11/20の日記
 山梨県と八王子を結ぶ線上にある遠誉野市と山口県を舞台にした長編推理で,読みごたえがあります。

凶笑面(2000)  ⇒ 05/11/15の日記
 女性民俗学者蓮丈那智シリーズの1作目。助手の内藤三國に視点をおいた連作短編集です。
 場所,登場人物を北森鴻メモ「蓮丈那智シリーズ」に簡単にまとめてあります。

親不孝通りディテクティブ(2001)  ⇒ 06/09/14の日記
 おでん屋台の親父をやるテッキと華岡結婚相談所の調査員キュータ2人の29歳コンビが博多長浜を舞台に活躍する。

孔雀狂想曲(2001)  ⇒ 07/01/10の日記
 冬狐堂シリーズにときどき顔を出す,下北沢で趣味・骨董の店「雅蘭堂」を営んでいる越名集治を主人公にした短編集。アルバイトの長坂安積がなかなかよいキャラクター。

狐闇(2002)  ⇒05/11/18の日記
 「冬狐堂」こと宇佐見陶子シリーズの2作目。三角縁神獣鏡が偶然に陶子の手に入り,大きな罠に取り込まれていきます。
 登場人物を北森鴻メモ「冬狐堂シリーズ」に簡単にまとめてあります。

触身仏(2002)  ⇒05/11/21の日記
 蓮丈那智シリーズの2作目。今回は,事件のほとんどが大学周辺で起きます。内藤三國は講師に挑戦中。
 場所,登場人物を北森鴻メモ「蓮丈那智シリーズ」に簡単にまとめてあります。

緋友禅(2003)  ⇒ 06/12/24の日記
 冬狐堂シリーズ3作目の連作短編。これまでのシリーズや蓮丈那智シリーズに出てきた人物も登場して楽しい。
 登場人物を北森鴻メモ「冬狐堂シリーズ」に簡単にまとめてあります。

螢坂(2004)  ⇒05/03/27の日記
 16年ぶりにきた三軒茶屋で有坂裕二がふらりと入った店は,かつての恋人が常連だったビアバー「香菜里屋」。別れる直前に彼女が連れて行った「螢坂」の謎をマスター工藤が解き明かす。ほか3編。
 マスター, バーマン,常連さんを北森鴻メモ2「香菜里屋シリーズ」に簡単にまとめてあります。

写楽・考(2005)  ⇒ 06/04/29の日記
 蓮丈那智シリーズの3作目。今回は,狐目の教務部主任が主役の座を奪ってしまったような感すらあります。
 場所,登場人物を北森鴻メモ「蓮丈那智シリーズ」に簡単にまとめてあります。

瑠璃の契り(2005)  ⇒ 07/01/05の日記
 冬狐堂シリーズ4作目の連作短編。プロフェッサーDとの出会いなども語られる。今回は彼女の目の病がちょっと敵。
 登場人物を北森鴻メモ「冬狐堂シリーズ」に簡単にまとめてあります。

暁の密使(2006)  ⇒ 06/12/17の日記
 明治時代(日露戦争前夜)にチベット入りをめざした浄土真宗東本願寺派の僧侶能海寛を中心とする物語。彼の熱情と彼をチベットに送り込む政治的背景のギャップも興味深いが,彼を取り巻く人々が知らず彼に惹かれていく様が心地よい。

深淵のガランス(2006)  ⇒ 07/04/14の日記
 腕のよい絵画修復師であり,契約した店に華道ともフラワーアレンジメントとも違う独自の美意識で花を飾る「花師」のオフィスを東銀座の裏通りに構える佐月恭壱の話。

ぶぶ漬け伝説の謎(2006)  ⇒ 07/06/08の日記
 裏(マイナー)京都ミステリーシリーズの2作目。大悲閣の寺男で元「怪盗」の有馬次郎(アルマジロ)を初め,みやこ新聞文化部の折原けい,バカミス作家のムンちゃんこと水森堅たちが大活躍(?)する。

京極夏彦
     HP  大極宮 ←週間大極宮では「さまよう厨子王」というコーナーを担当(?)しています。

姑獲鳥の夏(1994)  ⇒ 06/08/12の日記
 京極堂シリーズ第1作。昭和27年夏(7月),京極堂のもとを訪れた関口「20箇月の間子供を身籠っていることができると思うか」と問いかけたことから始まる,雑司ヶ谷の産院の事件。
 登場人物や場所などは京極夏彦メモ「姑獲鳥の夏」にまとめてあります。

魍魎の匣(1995)  ⇒ 06/08/23の日記
 京極堂シリーズ第2作。昭和27年秋(8~10月),京極堂のもとに一見関連がない事件の情報が集まり,やはり別々の事件だったのだが……
 登場人物や場所などは京極夏彦メモ「魍魎の匣」にまとめてあります。

狂骨の夢(1995)  ⇒ 07/01/12の日記
 京極堂シリーズ第3作。昭和27年冬(11~12月),榎木津の元部下であり町田で釣り堀屋を営む伊佐間逗子の海岸で朱美と出会うことから京極堂たちが事件にかかわることになる。
 登場人物や場所などは京極夏彦メモ「狂骨の夢」にまとめてあります。

鉄鼠の檻(1996)  ⇒ 07/01/23の日記
 京極堂シリーズ第4作。昭和287年冬(2月),箱根山中に京極堂の一行が集まり,僧侶たちを長年の檻から解き放つ。
 登場人物や場所などは京極夏彦メモ「鉄鼠の檻」にまとめてあります。

絡新婦の理(1996)  ⇒ 07/02/04の日記その2その3
 京極堂シリーズ第5作。昭和28年2月~4月,千葉県の織作家を中心とした惨劇に京極堂たちが巻き込まれていく。
 登場人物や場所などは京極夏彦メモ2「絡新婦の理」にまとめてあります。

嗤う伊右衛門(1997)  ⇒ 07/06/03の日記その2その3
 「四谷怪談」で知られる民谷岩と婿になった伊右衛門の話。御行の又市が最初に登場する物語でもある。
 登場人物や場所などは京極夏彦メモ4「嗤う伊右衛門」にまとめてあります。

塗仏の宴(1998)  ⇒ 07/03/20の日記その2
 京極堂シリーズ第6作。昭和28年1月~6月だが,大きな動きは5月末から6月に集中する。「京極堂の事件」に巻き込まれる形で,関口の逮捕,木場,榎木津の失踪,淳子の誘拐事件なども起こる。
 登場人物や場所などは京極夏彦メモ2「塗仏の宴」にまとめてあります。

百鬼夜行-陰(1999)   ⇒05/07/29の日記その2その3その4
 長編のサイドストーリーである10話を多田克己の「百鬼解読」とともにまとめてみました。
 登場人物や場所などは京極夏彦メモ3「百鬼夜行-陰」にまとめてあります。

「百鬼夜行-陰」と「姑獲鳥の夏」  ⇒ 06/08/29の日記
「百鬼夜行-陰」と「魍魎の匣」  ⇒ 06/09/01の日記
「百鬼夜行-陰」と「狂骨の夢」  ⇒ 07/04/01の日記
「百鬼夜行-陰」と「鉄鼠の檻」  ⇒ 07/03/04の日記
「百鬼夜行-陰」と「絡新婦の理」  ⇒ 07/02/25の日記
「百鬼夜行-陰」と「塗仏の宴」  ⇒ 07/04/01の日記

巷説百物語(1999)   ⇒05/04/16の日記その2
 妖ばなしをネタにした小股潜りの又市,山猫廻しのおぎん,事触れの治平たちの仕掛け仕事に考物の百介が次第に巻き込まれていく。
 登場人物や場所などは京極夏彦メモ4「百物語シリーズ」にまとめてあります。

百器徒然袋-雨(1999)   ⇒06/02/10の日記その2
 探偵助手であると名乗ったばかりに次々と降りかかる「迷惑」。誰よりもひどい目に合わされながら,ひたすらに存在感が薄い図面描きが語る,薔薇十字探偵の怪挙。
 登場人物や場所などは京極夏彦メモ3「百器徒然袋」にまとめてあります。

続巷説百物語(2001)   ⇒05/05/07の日記
 巷説百物語シリーズの2作目。「巷説百物語」の1話1話の間にはさまり,それぞれの前後の話もからめとって,登場人物それぞれの事情,時代背景などを明らかにする。
 登場人物や場所などは京極夏彦メモ4「百物語シリーズ」にまとめてあります。

今昔続百鬼-雲-(2001)  ⇒ 07/05/06の日記
 本編や「百器徒然袋」にも登場する多々良先生と沼上君を中心とした短編集。2人の出会いや昭和25年から26年にかけての冒険譚が語られる。多々良先生の推理の「冴え」が楽しい。
 登場人物や場所などは京極夏彦メモ3「今昔続百鬼-雲-」にまとめてあります。

覘き小平次(2002)  ⇒ 07/05/27の日記
 御行の又市の仕掛け話の1つ。役者としての才能がなく,音羽屋から破門され,地方まわりの幽霊しかできない役者小平次を中心とした話。
 登場人物や場所などは京極夏彦メモ4「覘き小平次」にまとめてあります。

陰摩羅鬼の瑕(2003)  ⇒ 07/04/06の日記
 京極堂シリーズ第7作。昭和28年8月。長野県白樺湖畔の由良伯爵邸「鳥の城」に招かれた榎木津が目を悪くしたため関口が付き添いとしてついていくことに。
 登場人物や場所などは京極夏彦メモ5「陰摩羅鬼の瑕」にまとめてあります。

後巷説百物語(2003)   ⇒05/05/16の日記
 巷説百物語シリーズの3作目。隠居して一白翁と称する百介が4人の若者(うち2人は因縁深い北林藩出身)にあやかしの話を語る。
 登場人物や場所などは京極夏彦メモ4「百物語シリーズ」にまとめてあります。

百器徒然袋-風(2004)   ⇒05/04/29の日記その2その3
 「百器徒然袋-風」の続編。
 登場人物や場所などは京極夏彦メモ3「百器徒然袋」にまとめてあります。

前巷説百物語(2007)   ⇒07/06/24の日記その2
 巷説百物語シリーズの4作目。小股潜りの又市が御行の又市になるまでの話で,大阪を逃げて江戸に来た又市が損料屋「ゑんま屋」の仕事を手伝ううち,裏の世界に入りこまざるを得なくなる。
 登場人物や場所などは京極夏彦メモ4「百物語シリーズ」にまとめてあります。

百怪図譜(2007)   ⇒07/07/03の日記
 画文集。左ページには2000年に銀座の展示会に出品したリトグラフの複製35点,右ページにはその「妖怪」への京極夏彦の文。見ても読んでも楽しい。

旧怪談 耳袋より(2007)   ⇒07/09/10の日記
 根岸鎮衛が佐渡奉行であった天明年間から文化12年に南町奉行在職中に死去するまでに同僚や知人などから聞き取って書き記したのが「耳袋」の京極風現代語訳。

霧舎巧

名探偵はどこにいる  ⇒ 06/06/15の日記
 《あかずの扉》研究会シリーズ外伝の第2弾。後動有三(ごどうゆうぞう)警部補による20年前の推理を,個人的な事情も絡めながら今寺敬二刑事が改めてたどる。

霧舎巧傑作短編集(2004)  ⇒ 07/08/02の日記
 バラバラに発表した短編それぞれが楽しいが,書き下ろしの「クリスマスの約束」で「本」としてまとめたところに感動した作品。

九月は謎×謎修学旅行で暗号解読  ⇒ 06/04/10の日記
 葉月琴羽と小日向棚彦が修学旅行で京都に行くが,なぜか葉月警視はメイドになって京都に。

十月は二人三脚の消去法推理」(2007)  ⇒ 07/07/21の日記
 小日向棚彦が実行委員長,羽月琴葉が副委員長をつとめる十月十日の体育祭の一週間前から,霧舎学園内の時計塔を皮切りに連続放火事件が起こり……

邦光史郎

鬼の伝説(1996)  ⇒ 07/02/08の日記
 鬼に関する網羅的啓蒙書といってもいいのかな(笑)

熊谷達也

荒蝦夷(2004)  ⇒ 07/06/13の日記
 阿弖流為(あてるい)の父親である伊治公呰麻呂(あざまろ)が780年に多賀城を襲うまでの話。設定は異なるが,「火怨」(日記は→こちらから)の前日譚として読むとおもしろい。

倉知淳

星降り山荘の殺人(1996)  ⇒ 06/09/13の日記
 雪に閉ざされた山荘で殺人事件が起こるという話。本格の謎解きを堪能できる。

ほうかご探偵隊  ⇒ 05/03/19の日記
 教室から僕のたて笛の筒の部分がなくなる。絵,ニワトリの三太,張りぼての猫型募金箱に続いて4つ目の「謎の不用品消失事件」。富士山の裾野ののんびりした小学校で,ほうかごの探偵活動が始まり……。

猫丸先輩の空論(2005)  ⇒ 06/06/01の日記
 シリーズ2作目の短編集。「殺し」にも「犯罪」らしきものにも関係ないのだが,どれにも「猫丸先輩」の怪しげな魅力と推理がたっぷり。

黒田研二
     HP  KUROKEN!

ウェディング・ドレス(2000)  ⇒ 05/12/20の日記
 結婚を目前にした祥子とユウ君だが,2人をそれぞれまつ思いがけない事件。さらに語り手である祥子とユウ君の話がどんどんと食い違っていって……。

ペルソナ探偵(2000)  ⇒ 05/12/25の日記
 ネット上の同人誌サークル「星の海」に集まった会員の作品が紹介される中で,会員どうしの関係が少しずつ明かされ,最後には会員の1人の自殺の理由も……。

硝子細工のマトリョーシカ(2001)  ⇒ 06/05/11の日記
 テレビ局内の生放送リアルタイムドラマをきっかけに過去のアイドル自殺の真相が明らかになるが,どこまでがドラマで,どこまでが現実か? タイトル通りマトリョーシカ構造の作品。

闇匣(2002)  ⇒ 07/07/10の日記
 社長令嬢の岡部杏奈との結婚を正式に認めてもらうために杏奈の故郷にきた関口勉が「闇の中」で出会う怖い話。

霧の迷宮から君を救い出すために(2004)  ⇒ 05/10/25の日記
 後頭部を強打したために視覚に異常を生じ,動いているものを見るとその部分が白い霧に変わってしまうようになった主人公が,事件の謎を追う。

幻影のペルセポネ(2004)  ⇒ 06/05/15の日記
 ネット上のヴァーチャル共同体での殺人事件と現実の殺人事件が微妙にリンクしていく。

結婚なんてしたくない(2005)  ⇒ 06/05/21の日記
 結婚ができなかったりしたくなかったりする5人の男とそのまわりに登場する1人の女を中心とした話。

カンニング少女(2006)  ⇒ 06/07/01の日記
 姉の死の真相を知るために実力以上の大学入試合格を目指す少女と,カンニング(けっこうハイテク)を利用しても彼女を支援しようとする友人たちの話。

近藤史恵

モップの精は深夜に現れる  ⇒ 05/03/23の日記
 掃除のおばさんらしくない服装そして1人でせっせとビルの掃除をするキリコが,オフィス内外のささやかな謎を見事に解いていきます。

天使はモップを持って
 オフィス内の日常的な謎を新入社員の梶本大介とキリコが解決していきます。「モップの精は深夜に現れる」の1つ前の作品です。

小峰元

アルキメデスは手を汚さない(1973)  ⇒ 06/12/29の日記
 「アルキメデス」という不可解な言葉を残して少女が死に,それをきっかけに1つの家庭が崩壊する話。





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